お知らせ(更新)

つぶやき その二十八                令和6年5月22日

2024/05/22

つぶやき その二十八                令和6年5月14日 

 

地球温暖化 VS 小(ミニ)氷河期

 

つぶやき その十九 (漫画の勧め)で筆者の所謂「漫画中毒」をご披露させていただいたのであるが、その後もその勢いは留まることを知らず、令和4年9月30日時点で1,000冊越えを豪語しており、現在その時点から1年半が経過したことを鑑みるに(カウントしているわけでは無いが)倍の2,000冊は優に突破していることは想像に難くないわけで、そうなると〝はずれ“をチョイスする可能性が高まることから、作品選びにも負荷がかかってきたりするわけです。

特にトレンディー系の若者が登場する作品は読解不能の確立が高く、お勧めされても聞かなかったことにする今日この頃、頼みの綱は脳みその酷使を伴わずにリラックスして向き合え、セレクションの豊富な時代物に依存するという安易な流れに身を任せております。そんな昨今で先週末に読み終えた作品が宮下英樹作

「センゴク権兵衛」というタイトルそのまんまの戦国時代の武将の生き様を描いた長編作品(3シリーズ合計で50巻越え?)で仙石権兵衛氏は猪突猛進型の

先陣武将でありながら、〝なぜか生き残る“という特技を十分に発揮した結果、「桶狭間」から「関ケ原」の長きに渡ってこの時代を生き延び、様々な合戦を紹介してくれるわけであります。そこに出てくる登場人物(武将、公家、僧侶、商人、宣教師、茶人、姫君、側室、等々)の多彩さも特徴的で、人名をフルネームで覚えることなどは認知症予備群の筆者に於いては難行過ぎて右から左に受け流さざるをえないのですが、ずば抜けた記憶力と好奇心で世の大人達も舌を巻いてしまう〝博士くん”達にとってはバイブルになっても不思議ではないお勧めのシリーズと言えましょう。さて、この作品は日本国の歴史において唯一〝下剋上“がもてはやされた所謂〝戦国時代”にフォーカスを当てておりますが、これほど激しく頻繁に領土の分捕り合戦が繰り返された背景として、作者は14世紀半ばから19世紀半ばにかけて続いた小氷河時代(ミニ氷河期)の異常気象による農作物の不作(飢饉)の影響との説を強く主張しているのであります。確かに当時は並行して“百姓一揆”が横行しており、各地の領民は深刻な食糧不足に苦しんでおり、領主の領土拡大に大きな期待をかけていたようなのである。自然が相手であるだけに生産される作物の絶対量は“神のみぞ知る”世界である筈なのだが、これを領土の取り合いで捻じ曲げていたわけである。取ったり取られたりを繰り返す不毛な下剋上もやがて豊臣秀吉や徳川家康の天下統一によりフェードアウトしていくのですが、泰平の江戸時代に入ってからも○○の大飢饉という言葉が何度も出てくるように小氷河期の影響は少なからず読いていたのである。さて、現代は世界中が専ら温暖化とどう向き合うか、カーボーンニュートラルをどうやって成し遂げるかに議論を集中させているわけですが、次の小氷河期が2030年ごろからスタートする可能性があるということを英国の研究者が発表している事実をご存じだろうか?この説の世間での認知度が低いことからも今回の(2030年からの)小氷河期入りは眉唾の可能性が高いにしても、事実そう遠くない過去に500年以上の長きに渡って寒冷な時期があったことを考えると気球温暖化と次期ミニ氷河期による気象の相殺現象も頭の片隅に置いておく必要ありかな?と思う今日この頃である。

 

PS:小学生のころ記念切手のコレクターであった筆者が夢中になって集めた安藤広重の東海道53次中の大好きな図柄に“蒲原”がある。江戸時代の静岡県の蒲原は雪深い宿場町だったのである!


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つぶやき その二十七                令和6年1月26日 

2024/01/25

つぶやき その二十七                令和6年1月26日 

 

 

珠玉の安全標語集

 

本日1月26日は弊社の“安全の日”で早朝の鹿島神宮参拝から始まり、安全衛生協力会メンバーによる月例のパトロール、警察や消防等から講師を招いた講演会の開催、少しだけ豪華なお弁当の昼食と続き、最後は“安全衛生協力会”の新年会で締めるという、終日安全関係のイベント一色の特別な一日である。

弊社の安全に関連した行事には以前〝つぶやき その九“で紹介している安全標語大会がもう一つの目玉としてあるが、今回は平成20年にスタートし、昨年で第16回目を迎えた安全標語大会の各年の最優秀作品を紹介することとする。

 

平成20年(第1回)

決めたこと 守るあなたが 守られる 正しい手順で ゼロ災害

平成21年

 災害は慣れと油断と気のゆるみ 基本に戻って ゼロ災害職場

平成22年

 作業に潜むヒヤリとハット 活かして築く 無災害

平成23年

 目でヨシ!手でヨシ!声でヨシ! 全員参加で ゼロ災活動

平成24年

 ゼロ災は 職場みんなの 合言葉 ルールを守って 無災害

平成25年

 「なれ」と「うっかり」事故のもと 基本に戻って再確認 

意識を高めて  ゼロ災職場  

平成26年

 小さなヒヤリは 危険の合図 今すぐ改善 ゼロ災職場

平成27年

 災害は 慣れと 手抜きと 油断から 初心を忘れず 安全作業

平成28年

 見逃すな 小さな変化が 災害に 事故の芽を摘む ゼロ災職場

平成29年

 危険を見つける あなたの目 危険を摘み取る あなたの手

 皆で築こう安全意識

 

平成30年

 安全は一人一人の心がけ 意識が下がれば危険が上がる 

高めた意識でゼロ災害

平成31年

 安全は 止める勇気と待つ余裕 慌てず焦らず 安全作業

令和2年

 「かも だろう は事故の元 手を止め確認 ゼロ災ヨシ!」

令和3年

 見たつもり やったつもりが事故を招く 原点回帰で再確認

令和4年

 守ります 作業手順 守ります 仲間の安全

令和5年(第16回)

 慣れた作業にリスクあり 初心に戻って指差確認

 

 いつもの手前みそではあるが、NHKの日曜お昼の長寿番組「NHKのど自慢!」だったらチャンピオン大会をやってみたいと思えるような甲乙つけ難い珠玉の作品群である。

 読者の中で「アイディアを頂戴して、自社の安全標語応募の際に使わせてもらおう」という声が出てきても関知しないと心に決める今日この頃である。

 


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つぶやき その二十六                令和5年10月13日

2023/10/17

豚が空を飛んでやってきたという話

 

長引いたコロナ渦の影響で弊社の恒例行事である社内旅行は3年間実施見合わせの状態であったが、今年4年ぶりの復活となり、“再開の肩慣らし”としては安近短の箱根&鎌倉辺りが丁度いいのでは!?との意見が大勢を占めたので、先週末、関東GT自慢、企画盛沢山の1泊2日のバス旅行の実施と相成った。今年も幹事さんの名演出&名采配により至れり尽くせりのとても楽しい旅となったのだが、ブランクが長かったせいもあり、2日目の帰路の車中は例年通りの勢いが失速気味となり、映画のDVD上映(これまでの旅行では略不要の産物であったのだが・・)が実施された。リクエストはスタジオジブリの代表作の一つ、”ハウルの動く城”。筆者も当然のことこれまでに何度も観た内容と思っていたのだが、ストーリーが進むに連れて、「いや、これ最後まできちんと観たことなかったなぁー」ということになり、途中からは食い入るように見入った次第である。同様に全部制覇したと信じ切っていたジブリ映画の中で、今一つストーリー展開の記憶が曖昧な作品に「紅の豚」がある。これも一度、きっちりと見直してみる必要があるな!と感じている。

さて、「紅の豚」といえば戦闘機乗りの〝豚”君の映像が思い浮ぶのであるが、現実の世界で”空を飛んでやって来た豚”の事実があることを皆さんはご存じであろうか?  時は今から63年前の1960年、アメリカ空軍の全面的なバックアップを受けての前代未聞の豚の空輸作戦が実施され35頭の生きた豚が米国アイオワ州から日本の山梨県にプレゼントされ、その豚の子孫は9年後には50万頭まで増えたと試算されている。支援の切っ掛けとなったのは前年である1959年に日本を襲い未曾有の被害をもたらした伊勢湾台風の存在である。当時山梨県とアイオワ州は姉妹都市関係にあったため、この一件、表面上は両国間の友好の架け橋として感謝感激で日本に迎え入れられたのだが、その後、養豚に飼料原料として必要な1,500㌧のとうもろこしが海上輸送で送られてくることで、”個人経営”規模の養豚が”企業経営の養豚”へと大きく舵を切っていったわけである。今から思えば、35頭の空を飛んできた豚も1,500㌧の海を渡ってきたとうもろこしも、アメリカにとっては「安い贈り物」だったなぁーとしみじみ思う今日この頃である。


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業務部長のつぶやきを更新しました(その二十五)

2023/06/15

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業務部長のつぶやきを更新しました(その二十四)

2023/03/23

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業務部長のつぶやきを更新しました(その二十三)

2023/03/14

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業務部長のつぶやきを更新しました(その二十二)

2022/12/22

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業務部長のつぶやきを更新しました(その二十一)

2022/12/22

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累計4000万トンを達成しました(2022年7月)

2022/09/20

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